焼き物の装飾技法の代表的なものに釉薬(ゆうやく うわぐすり)がある。陶器 磁器などの焼き物のほとんどは、この釉薬で表面が覆われ、釉薬の種類によって陶磁器に様々な文様や色をつけることができる。焼き物をより理解していくために、焼き物の装飾技法である釉薬からアプローチ。
釉薬
釉薬は、焼き物を制作する際、焼き物の表面にかけられた薬品。陶磁器の表面を覆うガラス質の膜のこと。釉薬をかけて焼き物を焼成することで、焼き物の吸水性を無くす。釉薬は、それ自体が装飾にもなり、焼き物産地の違いなどから様々な名称が使われる。
陶器や磁器などに使われ、1100度以上の高い温度で融ける釉薬を高火度釉と呼ぶ。また、色絵に使われる上絵具など800度から900度程度の比較的低い温度で融ける釉薬を低火度釉と呼ぶ。
釉薬の掛け方
焼き物を装飾するうえで、釉薬の掛け方もさまざまである。
・焼き物の素地に直接掛けるもの
・他の釉薬の上から重ねて掛けるもの
・焼き物の表面全体を釉薬で覆うように掛けるもの
・装飾として、部分的に施されるもの
釉薬は、その成分や掛け方、産地の違いによって呼ばれ方や意味合いも異なる。
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