「鉄瓶で沸かした湯は、美味しい」昔から鋳物は人々のライフスタイルに欠かせないものだった。鋳物は、砂を固めて作った鋳型の隙間に、溶解した銑鉄を流し込み、固めて作らたもの。鉄瓶などの鋳物は、日本の伝統産業として栄えてきた。
鉄瓶の特徴
鉄びんで湯をわかすと、まろやかな湯を作り出すといわれる。お茶のタンニンという成分と鉄分が合わさることで、鉄瓶でわかしたお茶は美味しいといわれる所以。また、鉄びんは塩素除去能力が高いといわれることから、お茶や紅茶、コーヒーが美味しく飲める。
鉄びんで沸かした湯を飲むと、鉄分の補給にもなるということは、科学的にも実証されている。山形県の山形鋳物は、鉄の産地では無いが、鋳物に適した砂と土がこの鋳物産業を支え、伝統産業として900年以上も続いている。
鉄びんの手入れ
鉄は、使わないで放置したままにしておくと、錆てしまう。鉄びんと上手に付き合っていくための豆知識をご紹介。
まず、鉄びんをおろす際、鉄びんを数回すすぎ、鉄びんに水をはる。その後、茶殻を布に包み、鉄びんに入れる。鉄びんの蓋を開け、20、30分程煮込む。はじめの2、3週間は、できる限り毎日使用するように心掛ける。水をはった状態で、放置しておくと錆の原因になるので注意が必要。
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