一万二千年以上の歴史をもつ陶磁器。土の温かい風合いや職人の表現力に芸術をみる陶器は、使うほどに味がでる。磁器は、ガラス質に近く表面のなめらかな美しさや実用性をもち、扱い陶器に比べると比較的やすい面をもつ。陶磁器の、その材料 焼成法の特徴から陶器 磁器の違いにクローズアップ。磁器とは。
磁器の特徴
磁器は中国が発祥の地です。陶石とよばれる岩石を粉砕した石粉に、カオリンや長石 珪石(ガラスの材料で使われる)と粘土を混ぜたものを主な原料とする。
陶器に比べ、磁器の土は粘り気が少ない長石や珪石が多く含有し、素地となる粘土も硬目で練るの力を要す。磁器は下地の白さとなめらかな表面を活かす色彩豊かな染付けや細かな絵付けができることも特徴であり、全体にかける釉薬は透明釉を使う。
焼成温度は、焼き物の中で最も高く1400度を越えることもあり、磁器の中の珪石と長石がガラス化し、出来上がった器の色は白色で高温で焼くのでかなり硬い性質をもつ。また、素地が細かく気孔が少ないので、ほとんど水を通さない(素地も釉薬にも吸水性が無い)。
磁器はガラス化が極めて進んでおり、光にかざすと透けて見え、丈夫で割れた破片はガラス状。指でたたくと澄んだ高い金属音がするのが特徴。
磁器作り
成型 素焼き 下絵描き 施釉 本焼き 上絵を描いて最後に焼きつける。
磁器の性質
熱伝導率が高い(熱しやすく 冷めやすい)
陶器に比べると襲撃に耐え、傷つきにくい
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