芸者は、外国の人が日本文化を語るときによく使われる言葉です。正式には芸妓といいます。芸者は、日本の伝統芸能や文学・浮世絵の世界に大きな影響を与え、日本文化の重要な役割を担ってきました。日本舞踊や唄、糸(三味線)、三弦や太鼓等、日本の伝統芸能を身につけ、艶やかな美でお座敷を盛り上げるプロフェッショナルです。
芸者遊びと日本文化
芸者のイメージが最も注目されたのは、文明開化以降の明治期。芸者(ゲイシャ)は、フジヤマやハラキリと並び、日本の文化を語る言葉の一つでもあります。
日本での遊びとは、本来「歌舞音曲」でした。芸者遊びは、粋な遊びのひとつとして日本の文化に根付いて発展してきました。花柳界を背景に、乙な趣・粋などという外国語には訳すことのできない日本独特の言葉の表現も生まれました。
花柳界(かりゅうかい)とは
花柳界とは、柳の緑、花を思わせるあでやかな芸者の世界の総称をいいます。芸者がよく出入りするところは、花街(はなまち)と呼ばれます。一般に花魁(おいらん)とは、吉原の遊郭にいた上級遊女を示す階位のことで、遊郭外で「芸」をもって座を取り持つ芸者とは明確に異なります。
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