18世紀のイギリスにおいて、コーヒーとは、煤のように真っ黒で苦い飲み物で、脳と心臓を軽くすると思われていました。そんな中、コーヒーは大酒飲みを直すという評判が出ます。コーヒーハウスができてからというもの、それまで膨大なものだったイギリス人のアルコール消費量が目に見えて減少していきます。1650年イギリス初のコーヒーハウスがオックスフォードに開かれた後、イギリスでは、すごい勢いでコーヒーが広まり始めます。
コーヒーハウスのトレンド
イギリスのコーヒーハウスにはあらゆる階層の人が集まってきました。新聞など無かった時代、人々は仕事や政治の重要な情報交換の場、商売の取引の場として、または町の噂話を求めて、コーヒーハウスに集まりました。そして、それぞれがひいきにするコーヒーハウスを持ち、ニュースを聞き、政治について論じ、時には相談し、おしゃべりを楽しみました。
ビジネスマンは主にギャラウェイやジョナサンのコーヒーハウスをひいきにし、株についてや保険料について論じ合いました。聖職者はトラヴィやチャイルドという名のコーヒーハウスで説教について考察しあい。兵隊は、オールド マンかヤング マンという名のコーヒーハウスで不平不満を言い合いました。
政治家達は、セント ジェイムズとスミルナという名のコーヒーハウスを根拠地にします。スコットランド人はフォレストという名のコーヒーハウスを溜まり場にし、フランス人はジェイルズかオールド スローターという名のコーヒーハウスに集います。博徒は、ホワイトでサイコロを振り、芸術家たちは、グレシャム カレッジ、外国の大使や銀行家はロビンやミセス ロシュフォール。
こうしてほとんどの人がカフェに1日に4、5時間は滞在しました。カフェでは、夜中まで論議を交わされることなどもざらでした。
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