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数十年間だけ花開いたイギリスのカフェ文化

イギリスのカフェ1650年イギリス初のコーヒーハウスがオックスフォードに開かれた後、イギリスでは、すごい勢いでコーヒーが広まりました。しかし一方で、コーヒーハウスに対する不満分子が高まりを見せていきます。そんな時代の流れをうけ、イギリス政府は全てのコーヒーハウスを一端閉鎖する方向性を示しますが、最終的には条件付でコーヒーハウスの許可をおろすこととなります。

イギリス コーヒーハウスのその後

コーヒーハウスへの反対世論が高まり、政府が条件付きでコーヒーハウスの存在を許した結果、イギリスの首都だけでカフェは約3000軒までに増えます。カフェでのトランプ遊びと宗教の話は禁止され、人々の語らい、読書、書き物をする場としてのコーヒーハウスとなりました。

また、人々は郵便物も自分の行きつけのコーヒーハウスに届けてもらい、人を探すときは住所を聞くのではなく、行きつけのコーヒーハウスの名前を尋ねるほどになります。長い間、男性の為だけだったコーヒーハウスは次第に女性にも広まっていきます。今まで家族に給仕していた女性は、逆に給仕してもらえる場所で、会話するという楽しみを知りました。

18世紀後半、衰退していくイギリスのコーヒーハウス

このように急激に繁栄したイギリスのコーヒーハウスですが、18世紀の後半には、コーヒーハウスという新しいものへの魅力が失われ、衰退していきます。そして、コーヒーハウスは次々と会員制クラブに姿を変えていきました。文学カフェも文学クラブに姿を変えていきます。こうして数十年間だけ花開いたイギリスのカフェ文化も終わりをみせます。