
実際に運行されていたコンクリート船は、防波堤になって広島県呉市安浦の海岸に現存。ところどころ鉄筋がむき出しになったところはあるが、手すりや階段、歩道も整備され、船体内部まで間近で見学することができる。
武智丸の様子
コンクリート船 第二武智丸船尾方面の甲板部

格子状のコンクリートによる骨組がむき出しになっている。武智丸甲板部は、板だったようだが、現在は何も残っていない。木材を使用した部分があるようで、コンクリートによる骨組みの間に一部木が残っている。操舵室があったところ。コンクリートの中に鉄筋が入っているのが分かる。
鉄筋コンクリートで造られた船は、一般の鉄鋼の船に比べ、壁が厚く重量が大きいため、積載量は少なくなる。コンクリートで造られたこの重厚な船が実際に使われていたとは感慨深いものがある。
コンクリート船 第一武智丸の船首

コンクリート船防波堤を見学するには、この「第一武智丸」の船首から入るようになっている。第一武智丸の船首側は、船倉内に土砂が堆積し、沈下しているようです。
第二武智丸の船首

武智丸の船首から船尾方面の写真。
第二武智丸の船首外壁

鉄筋コンクリートで作られた武智丸ですが、船首の部分は、しっかりと鋼で覆われ、強度が補強されている。
コンクリート船「第二武智丸」船首楼甲板

船首楼甲板には船艙跡が見える。防波堤に沈設された際、底に穴を開けられ海水が入っている為、内部は浸水し魚も泳いでいる。
コンクリート船「武智丸」船楼内部

船尾楼甲板が無くなっているため、長い年月をかけて雨風にさらされ、草も生えている。コンクリート船特有の重厚な構造が伺える
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