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日本最古の西洋式の船渠(ドック)跡

呉観光 西洋式の船渠(ドック)跡

広島県呉市倉橋島は、古くから海上交通の要所や造船の港として栄えてきた。ここには長門の造船歴史館をはじめする造船の町ならではの観光資源が数多くある。この日本最古の西洋式の船渠(ドック)跡もその一つ。

船渠(ドック)とは

船渠とは、船の建造や修理などを行う施設。古くから和船の建造や修理は、砂浜に船を陸揚げし、船大工が船上に上がる形式で行われてきた。ここ呉市倉橋島では、江戸時代にあたる元文 寛保(1736から1743)、それまでの形式を一新する船渠(ドック)が改良された。それが天然の入り江を利用したこのドック。

はじめて倉橋に訪れたときは、観光パンフレットも持たないで歩いてしまったため、このドック跡はそのまま素通りしてしまいました。あまり目立つ遺跡ではないのですが、江戸時代から残る「長門島とよばれた倉橋ならではの貴重な歴史的資料」です。

桂浜船渠(ドック)跡案内板参照

潮の干満を利用して和船を引き上げ、進水を効率的にさせる船渠は、当時としては新しい発想の造船法王でした。明治に入り、西洋型船の普及と船舶の大型化により、明治15年(1882)船渠は大きく伊改良されました。明治時代に刷られた宣伝チラシには船渠の場所がドックとして紹介されています。

呉観光 西洋式の船渠(ドック)跡

倉橋の造船業は、500石以上の船舶建造が禁止された明治以降から衰退していきました。

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