
広島県呉市の入船山記念館では、海軍ゆかりの建物や歴史的にも価値の高い展示物を見ることができる。ここでは、戦艦大和模型と藤張り肘掛椅子についてご紹介していきます。藤張り肘掛椅子は、戦後、米軍に占領された後、返還された建物の中で唯一残された家具で、その他の豪華な装飾品は、食器にいたるまで全て米軍に持ち去られてしまいました。
旧呉鎮守府指令長官官舎の展示物
戦艦大和模型
旧呉鎮守府指令長官官舎は、その建物自体が歴史的にも建築様式的にも価値のある建物で、インテリアやエクステリアを見学するだけでも大変面白いものであるが、中の展示品も興味深い。写真は、戦艦大和の模型(130分の1)。これと同じようなものをあるある鑑定団に出したところ、数百万円の鑑定結果が出たという話も伺いました。
一口に戦艦大和の模型といっても、とても細かいところまで表現されているため、模型についてあまり詳しくない私でもとても面白かった。戦艦模型ファンにはたまらない展示物かもしれない。
唯一残された藤張り肘掛椅子

戦後、旧呉鎮守府指令長官官舎は、米軍に占領されていました。日本に返還されたときは、壁はペンキで上塗りされ、家具から銀食器まで建物にあったものは全て持ち去られてしまい、見る影も無い状態でした。現在の建物は昔の資料をもとに修復されたもので、銀食器や家具なども全て再現されたものです。この藤張りの肘掛椅子だけは、唯一残されていたもの。
旧呉鎮守府指令長官官舎案内参照
イギリス製で、19世紀にロンドンで有名なメープルという家具店のカタログにほとんど同じものが載っていますので、その頃のものだと思われます。家具調度品類の製作復元は、小泉和子生活史研究所によって行われました。
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