座るしぐさと立つしぐさは、人間のいとなみのあらゆる場面で行われます。ビジネスをはじめ、電車やレストランなど日常的な空間でも役に立つ美しい所作のコツについてご紹介していきます。
TPOに応じたマナー(座る 立つ)
ホテルのロビーや洋室などで待ち合わせをする場合、ソファなどに座って待っていても先方の姿が見えると、必ず立ちあがります。座ったまま挨拶をするのは礼儀に反します。
逆に和室などでは、挨拶は座ってするのがマナーです。座布団が用意されている場合は、座布団の横に座ってあいさつをし、相手にすすめられてはじめて座布団に座るようにします。
立っておじぎをするときは、ペコッと首だけ曲げるのではなく、腰から曲げることを意識します。おじぎは、本来日本では自分の身を低くするという慎み深い行為です。形式ではなく、相手への敬意を込めて行います。座っておじぎをする場合は、正座をしたまま指先をそろえ、あごを引いて姿勢をくずさないようにしてお辞儀します。歩きながらのお辞儀は無作法な印象を与えます。どんなに急いでいても、必ず一度足をとめ、相手を見てお辞儀をします。
美しい印象を与える所作のコツ
一つ一つの動作を完結させるように努めること。ものを渡しながら座る、電話をしながらものを渡すなど、二つ以上の動作を一度に行わないこと。ものを拾うときも、両膝をはなさないように意識しながら座た後、ものを拾って姿勢を意識しながらすっと立ち上がります。座ってから、両手を添えて相手にものを渡す、きちんと立って、両手を添えてものを受け取るなど、一つ一つの動作をメリハリをつけて行うと相手に美しい印象を与えます。
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