留袖は、格調の高い式服の着物です。着物は洗練された美しいものとして、海外からも羨望の目が向けられています。着物の模様、装い方にはマナーがありますが、あまり難しく悩まず、大切なことは「場や相手に対する心遣い」と考えましょう。それでは、結婚式やハレの日には必ず着る機会のある着物を美しく堂々と着こなす為のたしなみを身につけるために、留袖についてご紹介していきます。
未婚女性の第一礼装 留袖
留袖という名称は、江戸時代からの風習に由来します。江戸時代には、女性が結婚するとき未婚女性の第一礼装である振袖の長い袂(たもと)を切り袖を詰めるしきたりがありました。江戸時代の未婚女性は袖に振のある着物(いわゆる振袖)、結婚すると、着物の袖を留めていました。
切るという言葉は縁切りに繋がる意をもつ為、「袖を留めた着物」いわれました。女性の普段着という位置づけから、19世紀初めころになると格調の高い式服とする慣習に変わりました。留袖は、婚家に留まるという意味もあるといわれております。
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