個人的な考えですが、子供が大きくなるにつれ、きちんとした食事マナーを見につけさせてあげたいと思うようになりました。日頃から何気なく行っている食器の並べ方も、子供が疑問に思っている食事マナーもその意味から理解することで作法が見につきやすくなるのではないかと思います。ここでは食器の配置マナーの中でほぼ毎日の食卓に顔を出すと思われる、茶碗と汁椀の正しい並べ方についてご紹介していきます。
食器の配置に関するマナー
日本料理では、ご飯のお茶碗は左手前、汁物の椀は右手前に置きます。この食器の並べ方は、箸の持ち方と深い関係があります。多くの人は箸を右手にもつため、お茶碗は自然と左手にもつようになります。一般的な食事マナーとして、右の器を左手で取ったり持ち手を逆にすることは、マナー違反とされています。右手にある器は右手で、左手にある器は左手で取るのが基本的なテーブルマナーです。
食器の並べ方と健康
また、食器の並べ方は、健康へ配慮した食べ方にも繋がっています。最初に右手前にある汁を一口飲むことで、唾液の分泌を促し、食をすすめます。これは、会席料理などで、前菜として吸い物が先に出てくることからも見ることができます。
汁物、ご飯を口にして体が栄養を取り込む準備を整えた後におかずを食べます。このようなことからも体に配慮された食器の配置方法はよく考えられていると納得できます。また、余談ですが食事中、汁物の入った椀に蓋がある場合は、右手で開けて膳立てされた盆の外、右上方向に上向きに置きます。食べ終わると、左手で椀をもち、右手でふたを閉めておきます。
お酒を楽しみながら食べる「会席料理」では、通常は、最後のデザート前にご飯と汁と香の物が出されます。ご飯と汁物は交互に食べるようにします。食事のシーンでよく見られる光景ですが、香の物をご飯の上にのせるのは下品な印象をうけるので避けましょう。
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