岡山県高梁市にある備中松山城は、国の重要文化財に指定された山城。日本100名城に指定され、日本で最も高く聳える城でもある。日本に現残する天守閣は全部で12。そのほとんどが平野部に位置し、この備中松山城は唯一の山城になる。
天空の城塞 備中松山城の見所
備中松山城は別名、高梁城(たかはしじょう)とも呼ばれる。日本三大山城の一つで、日本100名城にも指定されている。臥牛山の山頂、標高430メートルに聳える備中松山城は、日本で一番高い位置にある山城。
天守閣に向かう途中に見える大手門は、、巨岩が組み合わされてできた石垣で迫力満点。大手門を抜けると重要文化財に指定されている三の平櫓土壁塀がある。厚い壁には、狭間(さま)とよばれる鉄砲や矢を射るためのマルやシカクの穴が開けられている。天守に通じる石段は、敵の侵入を阻むために、直角に曲げられ、鉄砲などで狙いやすくもなっている。
本丸は二層二階の小ぶりな天守閣。現存する天守閣のある12城のなかで最も小さいもので、国の重要文化財に指定されている。二重櫓、復元された五 六の平櫓、七 八の平櫓跡などで構成されている。
六の平櫓横には、備中松山城名物のお茶が無料で飲めるといううれしいサービスがあった。暑い夏には一際おいしく感じられた。城の中に入り、急な階段を登ると囲炉裏跡、御社壇などの貴重なものをはじめ、天守からの素晴らしい景色を眺めることができる。
城の天守閣の中には、全国的にも珍しい囲炉裏跡がある。

城の守護神を祀る御社壇

外からは城の内部が見えにくく、中からは広角に敵兵の動きを察知できるという武者窓

城の内部にある狭間

その他城内には、一階の床の一部を石垣上に張り出して、敵兵の攻撃に石を落とす「石落しの窓」などがある。
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